龍城神社、結婚式のお花🌼
- 2018-06-13 (水) 10:22
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ちょっと前ですが…龍城神社で挙げられた結婚式の装花をやらせていただきました☺
今回メインに使用したのは、こちらの橙色のダリア。
白をベースに、中央から淡く色が染みているような…瑞々しさと鮮やかさの両方を兼ね備えた、透明感あふれる品種です✨
装花に使うと、こんな感じ。
白とグリーンを合わせて、六月のフレッシュな生命の息吹を感じさせますね。
テーブルクロスの深みのあるシックな色合いにもよく映えています。
ゲストテーブル用のアレンジも、モダンな菊を使って和の雰囲気を出しつつ、爽やかでオレンジの明るさが印象的な仕上がりに。
緑の葉っぱがついている枝はドウダンです。赤く紅葉することがあまりに有名ですが、涼やかな緑の葉っぱも生け花などで重宝します。
器は竹を切ったものを使用。
最近、これから結婚式を挙げる人に、「お花なんて、終わったら誰も覚えていない」というアドバイスをする人をネットでよく見かけます。
確かに参列した結婚式に対して、「オレンジのダリアが綺麗だったね」なんて具体的な感想を持つ人は少ないでしょう。だって、お花は脇役なんですもの!式の間中お花ばかり見ている人なんていません。
しかし、空間を演出する大切な要素がお花。ドレスを綺麗に見せるのも、料理を美味しそうに見せるのも、参加した人の笑顔を彩るのもお花です。
誰も覚えていなくても、お花という特別なアイテムを添えることで、その日の景色は一生のなかでも特別なものになるのではないでしょうか。私はそう思います。
花とは、贈るその人や捧げるその場を大事にするためのもの。どうか軽視されないように祈るばかりです。