4月のお花屋さんの様子は…?🌸🍃
- 2019-04-21 (日) 15:06
- ブログ
だいぶ前になってしまいましたが……
【画像はクリックで拡大します。】
学校の入学式の壇上のお花の生け込みがありました🌸
校長先生とセットのイメージが強い壺のお花。
式を控えたホールの厳粛な雰囲気のなか、集中して活けていきます。
なので疲労感もありますが、達成感もひとしお✨
とても豪華な作品ができました👏👏
そして、つい先週のこと。
【画像はクリックで拡大します。】
駐車場の天井に、今年も現れました。ツバメの巣😍
姿は見えませんが、中にはまだ小さいヒナが🐣💕
親鳥は居たのですが、カメラを向けたら飛んでいってしまいました。
子育てがんばってね!
ツバメの巣ができるころに初めて入荷するお花といえば…
【画像はクリックで拡大します。】
アジサイでございます🌼
露地ものは梅雨のイメージですが、流通のピークは5月の第2日曜日の母の日なので、実はもう初物が登場するころなんです。
アジサイを見ると、「あぁ~!今年もやって来るぞ、母の日!!」という気持ちになります☺笑
【画像はクリックで拡大します。】
最後に、4月下旬の伝馬通をパシャリ📷✨
この写真にも時代が写っているのだろうなあなんて考える、平成の終わりが近づいています。
令和。
『初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を被き、蘭は珮後の香を薫らす。』
万葉集に収録されている、大伴旅人邸で開かれた『梅花の宴』、そこで時の歌人たちに詠まれた三十二首の和歌の説明書きとして、この文言はあります(元は漢文ですが)。
意味を私なりに訳させていただくと、『初春のめでたい月が出ていて、気持ちのよい風も吹いている。梅はおしろいをはたいたように咲きほころび(ということは、白梅かな?)、蘭は匂い袋のような良い香りを漂わせている。』といったところでしょうか。
さかのぼればもっと古い漢籍に似たような記述があるので、大伴旅人がゼロから考えたフレーズではないのですが、中国文化の漢詩に影響を受けて日本独自の和歌は生まれたのだし、そういうルーツを考えるきっかけとなる、良い元号です。
ラ音はかっこいい感じも清廉な感じもあってとてもスタイリッシュですしね🌸
楽しみですね。
令和もよろしくお願いいたします。
ご来店、お待ちしております!!💐